会社員として働く皆さん、残業を減らしたいと思うことはないでしょうか。
残業が多ければ多いほど、自身のスキルアップであったり好きな事をする気力がなくなりますよね。
また、子持ちの共働き家庭であれば夫婦で育児が出来ずギクシャクする可能性も高まります。
私は、食品メーカーの営業職・商品開発・海外事業といった部署を経験してきました。
だからこそ言えることが、食品メーカーでの残業は比較的少なく済みます。
しかしながら、昔ながらの体質も残っていることから、ブラックな部分もあります。
この記事では、食品メーカーの残業事情について伝えていきます。
この記事を読むことで、比較的安定した食品メーカーで働くイメージを
少しでも持ってもらうことで入社後とのギャップが無くなると思います。
営業職は残業コントロールが少し難しい
食品メーカーは、基本今までのやり方を踏襲することが基本です。
突発的な物事が発生すると一時的な残業はもちろん増えますが、
長期的にみると残業は少なく済みます。
ですが、唯一営業職は残業時間が多くなる可能性が高くなります。
なぜなら、社外との接点が多い上、力関係が弱いからです。
営業担当は、小売業または卸売業とやり取りすることが多いです。
また、圧倒的なブランドのみを販売するメーカーは別ですが、
食品メーカーの力関係は相対的に弱いです。特に小売業の方が強いです。
小売業も日々の環境変化に合わせて急な依頼が多発します。
それが、食品メーカーの営業にも影響を与えます。
小売・卸売に対しては即対応することが、食品メーカーの営業担当者たるものなので
仕事における優先度は高くなります。
外的要因が多く、コントロールしづらい部分もあります。
営業職以外は残業時間のコントロール可!
逆に、食品メーカーで営業職以外の部署は、残業のコントロールができると思っています。
これは、忙しそうなマーケティング部であったり、
商品開発においても同じだと思います。
商品開発は、難しいイメージがあるかもしれませんが、
仕事を進める上で関わる人というのは社内の人がメインだと思います。
(PB・コラボ商品などは除きます)
社内メンバーとプロジェクト進めるものは、時間の進め方はコントロールできるはずです。
会社にとって残業を無くす(減らす)ことは、全体最適なので改善しやすいと思います。
少々キレイごとを述べがちですが、実際はそうは行かないですよね。(笑)
正直にお話すると、社内には残業代が欲しいが為に、残って仕事をしている人がいます。
もちろん、背景には家族を養うためなど理由があるかと思いますが。。。
「給料を多く貰いたいので残業をする。」という考えは、どの会社でもいるのではないでしょうか。
タテ社会による弊害あり!
次に、食品メーカーはまだまだ年功序列が残っています。
それが故に、会議がやたらと長かったり、変な持論でプロジェクト承認が降りなかったりします。
もちろん、色々な経験をしているからこそ、有難い指摘もあります。
が、タテ社会が残っているが故に、若手にとって言いにくい環境もあったりします。
つまり、ボトムアップでの意見を通すとなると、それなりに時間を要することが多いです。
保身のための資料づくりなど、根拠づくりの為の調査づくりなど大変な仕事量となったりします。
そのあたりで仕事量が増え、残業が多少増えることがあるかもしれません。
最後に
以上、 食品メーカーの残業事情についてご紹介しました。
比較的安定した食品メーカーで働くイメージを持ってもらえたでしょうか。
個人的に、稼ぐ最強の組み合わせは、食品メーカー勤務×副業だと思っていますので、
是非参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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