簡単な自己紹介をします。
- 30代共働き、子1人の会社員。
- 大手食品メーカー10年以上勤務、営業・商品開発・海外駐在を経験。
【仕事】…大手食品メーカー勤務しており、営業3年以上、そして海外駐在3年以上、その後は商品開発に携わっています。
【家族】…コロナ禍での出産と子育て奮闘中の共働きの夫です。
今回は、社会人や食品メーカーへ転職、または新たな社会人になろうとする人にとって、
食品メーカーでの仕事イメージ伝えていきます。
食品メーカーの営業職について
食品メーカーの営業は、流通(スーパー・卸売)へ
定期的な商談を通して、営業活動を実施していきます。
食品メーカーは、生理的欲求の一番大きいニーズに対応した食品であるため、
対面での営業活動が無くても売上が稼げます。
つまり、楽な仕事と言われることもあります。
一方、流通からの御用聞きであったり、雑務が多く、
内向きの仕事は多くなりがちです。
極端な話をすれば、食品メーカーの「商品」が魅力的であれば
積極的に営業をかける必要はありません。”何もしなくても売れます”。
ぶっちゃけ、電話一本でも商売が成り立つ可能性もあります。
食品メーカー海外駐在事情
海外駐在は、稼げます!
ここでは、以下の2点についてのみ触れます。
- 年収
- 待遇
私の経験のみですので、偏っているかもしれませんのであしからず。
駐在地は、東南アジアでした。妻も帯同してくれていました。
1.年収について
日本の給料と比較すると、約2倍になりました。
日本が年収350万だったとすると、700万円ですね。正直、海外駐在手当が大きいのと、現地ではマネージャー職(現地人のマネージャー)なので、管理職手当も大きかったです。
もちろん生活水準は上がります。外食・買い物・海外旅行・ゴルフなどしていました。
が、月10万円ぐらいの消費でした。
なぜか?それは、物価が断然低かったから。(日本へ一時帰国時の爆買いは中国人並みでしたが(笑)
2.待遇について
日本と比べて、待遇面もかなり良かったです。
固定費である「家賃・光熱費」、その他「医療費」も会社が海外保険に加入しており、
ほぼ無料でした。
休みの日の移動も、ドライバー付き社用車があり買い物へ行ったりできました。
会社によって規定はまちまちですが、日本への一時帰国も年2回ありましたし、
非常に待遇は良かったです。
食品メーカー商品開発
最後に、商品開発についてお話したいと思います。
商品開発は「面白い」です。
「カッコいい」「やりがいがある」「新商品で出世コース」みたいなイメージでしたが、
その側面はあると思っています。
食品メーカーにとって”商品開発”とは会社の機関=エンジン部分です。
エンジンが動かなければ会社がつぶれてしまいます。
だからこそ、様々な他部署との連携をしていかなければなりません。
人が介入すればするほど、様々な意見が出てくるので、相当な意地が必要です。
(もちろんひねくれてはダメですが)
最後に
食品メーカーは、参入障壁が高く競合企業が増えることは低いと言われています。
特に低単価・低粗利の商品であればあるほど、新たな競合企業が出てくる可能性は低いです。
いわゆる、安定した業界と言えるでしょう。
ですが、変革期は必ず来ると思っています。
この記事を読んで少しでも食品メーカーへ興味を持ってくれれば嬉しいです。
最後まで見ていただき、ありがとうございます。
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