【30代現役社員が語る】食品メーカー営業職のジョブ内容

食品メーカー営業 仕事

今の仕事に満足していますか。
私が思うに食品メーカーは、大きなスキルもいらないほぼ潰れない企業です。

不動産・保険・自動車販売などの過酷なノルマがある営業とは全く違う選択肢として、
仕事先候補
と考えてみてはいかがでしょうか。

ここでは入社前に知っておきたい食品メーカー営業職のお仕事内容を
ポイントを絞って説明していきます。

流通の仕組みを知ろう

ここでは、図で流通について説明します。
【流通】のイメージは、「メーカー」から「お客様」へ届くまでの仕組みのことです。

この図なんて知っていると思うかもしれませんが、
私はこういった基礎的な事も分からず仕事をしていました。恥ずかしいですね。

生産効率良く大きなロットを生産する食品メーカーは、基本的に卸売業と取引を行います。
※例外的なことは除き、基本的な商習慣ベースでのお話です。

食品メーカーの商談フロー

スーパーマーケット担当の場合、①メーカーから卸売へ事前商談、②メーカー、卸売、スーパーの本商談といった商談の流れになります。

①の事前商談は、卸売担当者は非常に多くのメーカー取引がありますので、
電話のみでの確認などが多いです。定期商談はそういうケースが多いですね。

②の本商談は、小売企業の考えやバイヤーの性格によって商談時間そのものが短かったり長かったりします。複数の競合メーカーが同時期に商談をしているので、価格交渉など込み入った話は多いです。

私は当時、流通の仕組みを理解していなく、卸売業を飛ばして小売業のバイヤーへ商談をしたことがありました。もちろん、めちゃくちゃ怒られましたね。卸売業の担当者に。

食品メーカーの実務作業

くらしに密接する消費財・食品メーカーだからか、実務作業は非常に多いです。

・様々な形の見積書作成
・クレーム対応
・商談資料の作成や加工
・卸売担当者からの価格交渉など
・リニューアル/新規店舗への商品陳列応援(昔からの習慣)
・社内報告書作成(昔からの流れで細かいものが多い)
・販促POP(ドン・キホーテでよく見る、商品の魅力を伝えるポスターなど)
・食品展示会への参加
・休日にイベント参加などなど

特に、卸売業は大手だと4,000ものメーカーと取引があり、
卸売担当者へ中々連絡がつかないことが多々あります。

連絡が来たとしても、夜9時ごろになったりします。
しかも、ストレスからなのかかなり怒ってくることも多々。

年末年始の物量が増える際は、営業担当者も配送作業に駆り出されることもあるとか。。。
個人的には卸売業だけは絶対に働きたくない。

最後に…

食品メーカー営業の仕事についてイメージを持ってもらえたでしょうか。
あえて楽しさ感溢れる書き方はせず、単調な仕事イメージっぽく書きました。

要は、流れ作業的な要素が非常に大きい。と私は思っています。

もちろん、営業力を発揮する時期もあります。
スーパーマーケット/ドラッグストアなどの売場定番棚は、季節に合わせて年に2回変えます。
春夏/秋冬で分かれます。確かに平均気温でも違いますし、単調なアイテムではなく定番の売場を変えることは重要ですよね。

つまり、半年(6か月間)はアイテムが残り続けるのです。
食品メーカー営業にとっては大きな”試験”と言えます。
できる営業は、しっかりと良い”成績表”を残します。

自身が提案したアイテムを売場に並べることができるのです。

正直、ここはある程度やり方はあります。
属人的な一人の超優れた営業マンでできることではありません。

長々となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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