【文系30代現役社員が語る】食品メーカー商品開発の気になるお仕事

食品メーカー商品開発 仕事
プロフィール

・大手食品メーカー勤務10年以上の30代
・営業、商品開発、海外駐在経験のサラリーマン
・子持ち共働きの育児パパ

あまり知られていない食品メーカーの商品開発について
【気になること5選!】を書いていきたいと思います。

自ら発案したアイデアは採用される

商品開発と聞くと、ヒット商品をつくるチャンスがある!といった
キラキラしたイメージがあると思います。

あながち間違いではないです。
ですが、食品メーカーによってヒット商品を作るチャンスは雲泥の差があります

マーケティングの基本は「顧客数×商品単価×購入頻度」です。
それなりに「顧客数」がいて「購入頻度」も多ければ、しっかりした商品を世に出すことで
それなりに「売上」がついてきます。
しっかりと売上と利益が取れれば、会社にとってビジネスにとって文句なしですよね。

食品メーカーの商品開発でヒット商品を作るチャンスを得れます。
売場でよく見かけるメーカーほど、自らのアイデアが採用される可能性は高い!

マーケティングの基本辺りは、最近の投稿を見てみてください。

色々な食品の試食は多い

業界によって違うかと思いますが、共通していることはあります。
それは、競合品の新商品であったり定番商品を食べることです。

お菓子売り場を見ると、春夏秋冬でそれぞれの季節に応じた新商品を展開しています。
そのため、同カテゴリー商品をよく食べます。ポテチメーカーだったらポテチばっかり(笑)

こういった商品は、”スポット商品”と呼ばれており、通期で販売される”定番商品”と対になります。
スポット的な商品、つまり、ある期間でのみ販売される商品です。

そのような新商品は、競合品が出せば味わいをしっかりと確認する必要がありますので
必然的に食べる機会は多くなりますよね。
例えば、レモンだったらどこまで酸味を利かしているかなど、意識しながら食べます。

健康状態は大丈夫か

食べる機会が多いと、過剰な塩分摂取やカロリーオーバーなどで健康状態が悪くなります。
食べる頻度を多ければ多いほど、健康に意識をしなければならないです。

今のところ、健康状態は異常にはなっていないですが、
周りの上司は、高血圧状態とのことで、非常に怖いです。(笑)

商品開発の業務内容は楽なのか。

これは一言でいうと、「ハードだけど面白い」です。(笑)
前の記事でも書いていましたが、食品メーカーのマーケティングは非常に過酷な環境です。
特に、日本国内は市場が飽和状態にある中で、各社しのぎを削って商品開発に取り組んでいます。

そんな環境下では、生ぬるいはずがありません。
また、コロナであったり、原材料の高騰であったりと、環境変化が起きると
迅速に方針転換をしなければなりません。

そうなると、突発的なトップダウンは頻繁に起こります。
但し、それが商品開発の醍醐味であるかもしれません。
そういったピンチの時こそ、チャンスになるやもしれません。

商品を作る以外にどんなことをするのか

食品メーカーにとって「商品開発」とは、車でいう”エンジン”部分です。
この部門がないと、食品メーカーは、動かないと思っています。

こういう商品を作ります。はい、おしまい。ではないのです。

主に「生産してもらう製造」・「販売してもらう営業」に、
こういった商品を作ると伝える必要があります。

そのためには、会社が準備した手続きに沿って、書類・資料作成をしなければなりません。
結構、こういった事務作業はついて回ります。意外に大変です。(笑)

営業向けは、商品を売り込んでもらうための資料作りなどがあります。
簡潔に、分かりやすく伝える資料にしなければ、流通に対して理解してもらえません。

まとめ:気になる5選

以上、 食品メーカーの商品開発について【気になること5選!】 をまとめました。

・アイデアが採用され商品になる
・商品の試食は多い
・健康状態は気に掛けるべし
・商品開発の業務は多岐にわたる
・ハードな業務ではある

実務作業といった深堀まで説明できていませんが、参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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