コロナによる影響前は、100万人近くが海外在留邦人がいたと言われています。
そんな中で、夫婦で海外駐在する家族も多かったのではないでしょうか。
今後、落ち着けば増えていくことがあるかもしれません。
異国の海外で夫婦共々生活するということは想像以上に大変です。
妻が非常にストレスを抱えてしまうケースが多く、いかに夫がケアするかが大事となります。
私は、妻と帯同で海外駐在を3年以上経験してきましたので、より説得力が増すかと思います。
この記事を読むことで、充実した夫婦の海外駐在生活を送ることができ、人生において
貴重な経験をしたと実感することで、魅力ある経験を人に自慢したくなります。
駐在妻に対する夫の対応方法は非常に重要です。
夫婦で海外駐在になるまで
駐在妻の苦悩とは、計り知れないものがあります。
もちろん、人・状況によって異なるケースもあるので一概には言えないですが、
ここでは、夫の海外赴任に妻が帯同してきたケースでお話します。
私の場合は、結婚を前提にお付き合いしていた彼女がいました。
説明をした後、一緒に帯同で来てくれることになった時、本当に嬉しかったです。
凄い決断をしてくれたんだなぁと感激したのを覚えています。
夫婦同士でも駐在での苦悩は異なる!
正直、夫婦によって海外駐在する苦悩が異なると思っています。
簡単にそれぞれの視点でまとめていきます。
【駐在夫目線】
マネージャー職で仕事量が多い。仕事のプレッシャーが大きい。
平日・土日の夜は接待がある。部下とのコミュニケーション。
【駐在妻目線】
人付き合い。(会社規模による駐在妻のヒエラルキー問題、価値観の違い)
コミュニケーションの不安。日本の友人に会えない。
自分を認めてもらう機会がない。
夫と妻では、価値観は異なりますよね。
駐在妻の苦悩を夫が把握する
海外駐在という「衣食住」が変わってしまうと、
例え、適応力があるとはいえ大きくストレスを感じてしまいます。
やはり、夫婦なので妻の悩みは、夫の悩みでもあります。
二人で一人であることを意識して、妻の苦悩を汲み取ってあげる必要があります。
その上で、私自身が大切に感じたことがあります。
妻にとって「家を安心できる場所にする」ということです。
よく子育て論で言われていることです。
「家を安心できる場所」とは、
家にいると落ち着く・心が安らぐ・何かあったときに家が一番と思って貰えるということです。
家が安心できる場所であれば、妻の苦悩もしっかり把握できます。色々と話題がつきませんよ。
例え、大変な仕事が終わって疲れて帰ってきても、
妻が悩んでいることはしっかりと解消しなければなりません。
駐在しているからこその醍醐味を体感してもらう
逆に、駐在しているメリットも数知れません。
妻と駐在しているからこその醍醐味をお話します。
・駐在先国内の旅行
・周辺国への海外旅行
・食を通じた異文化理解
こういった経験は、人生でかけがえのない貴重な経験です。
旅行へは行きやすいです。
海外駐在でも休みが多い国がありますし、東南アジアは祝日がまとまっているケースがあります。
また、ASEAN諸国内であれば航空券も安いです。
また、国内・海外旅行をすると、現地の食べ物を食べますよね。
食文化は非常に分かりやすく各国異なるので面白いです。
ベトナムであれば、フランス植民地の名残からフランスパンを用いた
バインミーという食べ物があります。これは、日本人の口にも合いますし最高ですよ!
実体験を通じて、読み取ったり、感じ取ったりできる異文化理解は一生の宝物になります。
駐在夫婦だからこそ一緒に同じ体験が出来るので、
今でも写真を振り返り思い出話に花を咲かせています。
まとめ:駐在妻を支える夫の対応が大切
どうだったでしょうか。
駐在夫が妻の苦悩を把握すること、夫婦駐在しているからこその醍醐味を体感してもらうこと
をまとめて伝えてきました。
まとめて一気に行動へ起こすことは大変なので、
まずは妻の苦悩を知るために出来ることから始めてみると良いかもしれません。
少しでも意識して実行してもらうことで、
家族での海外駐在も、より充実した生活へ変わることが出来るかと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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